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読書記録と日常のあれこれ。

読書の記録を書き留めた雑記

ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ|読書メモ

ブロックチェーンの理解を進めるために読んだ書籍。聞いたことあるけどよくわからん。という人向けに書かれているらしく、たしかにわかりやすく説明されているように感じた(それでも自分には難しい箇所もあったが、、)。ブロックチェーンの思想と技術、現…

すべては一杯のコーヒーから|読書メモ

米国シアトル発祥のタリーズを体当たりの交渉で日本展開のライセンスをもぎ取り、スペシャルティコーヒー界の巨人スターバックスや国内コーヒー市場の競合と凌ぎを削り、最終的に伊藤園へバイアウトし経営から身を引くまでの物語。 この本を読むまでタリーズ…

2030年ジャック・アタリの未来予測|読書メモ

ジャック・アタリ氏が2017年に執筆した書籍。読んだのは少し前だがあらためて読み返してみると2017年時点で先を見越した意見が書かれていることに驚かされた。予測なので当たっていること、そうでないこと、まだわからないことが含まれているが、大筋はジャ…

教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン|読書メモ

元MITメディアラボ所長 伊藤穰一さんが2018年に執筆した書籍。AI、仮想通貨、ブロックチェーンなど、広いテーマは伊藤さんの視点で解説されている内容。約4年前の書籍ではあるもののそこまで陳腐化してる感じはなく今でも違和感なく読めると思う。教育の部分…

入門 ビットコインとブロックチェーン|読書メモ

経済学者 野口 悠紀雄さんの著書で仮想通貨について学んでみたくなり手にとったのがこの本。入門の名の通り、基礎の基礎をQA方式でわかりやすく説明されている。用語に関する説明も丁寧で無知な自分でも詰まることなく読み進めることができた。ビットコイン…

苦しかったときの話をしようか|読書メモ

USJをVCの字回復させたことで一躍有名になった森岡さんの書籍。これまでのUSJ在籍時のマーケティング理論と実務の書籍を中心だったがこの「苦しかったときの話をしようか 」は、娘さんのために書き下ろされた愛のある手紙といった内容となっている。自身のつ…

eクチコミと消費者行動 情報取得・製品評価プロセスにおけるeクチコミの多様な影響|読書メモ

2020年4月に刊行された書籍。インターネット上のクチコミが消費者心理と行動にどのような影響をあたえるのか、それはどのような場合に発生しうるのかを研究結果と共に説明された書籍。対面クチコミや広告波及効果との対比が説明されており、各章の研究結果も…

脱キーワード思考のコンテンツマーケティング[2022年版]|読書メモ

日本において、「コンテンツマーケティング」は、「検索流入を得るために、検索エンジンを意識したコンテンツを量産する手法」、すなわちSEOの手段という意味で、2014年頃から注目を集めました ”はじめに”ではこのように書かれており、2022年時点でも同様の…

リーダーシップ進化論-人類誕生以前からAI時代まで-|読書メモ

「なぜ、あなたがリーダーなのですか?」そう聞かれて、即座に返答できる人はどれだけいるだろうか?本書はそんな問いかけからスタートする。もちろん、絶対解はなく、状況により答えはさまざまだろう。人類誕生以前からAI時代までの歴史の変化に伴うリーダ…

プロデュースの基本|読書メモ

めちゃくちゃよい本だった。木﨑さんのことは知らず、特に期待せずに買ったけど、本当によい内容だった。木﨑さんは音楽デューサー一筋なので具体例は業界話が多い。でも、書かれている内容はどんな仕事をしている人でも参考になるし、応用できると考え方が…

クイックウィン思考法|読書メモ

”会社や事業を成長させるための最終ゴールを見極め、そのために本当に必要となる課題の解決策を練り、中期、長期で目標を設定しつつ、短期的にも着実に成果をあげること”を本書ではクイックウィンと言う。本書を読もうと思ったっきっかけは、コンサルティン…

テクノロジーは貧困を救わない|読書メモ

タイトルを見たとき「えっ、なんで?」と思い、即座に手に取り読んでみることに。というのも、大学院のクラスで「SDGsの課題をテクノロジーで解決せよ」というミッションに挑むことになり、アフリカの低所得者向けに基礎教育を届けるというソリューションを…

コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える|読書メモ

IGPI富山さんの書籍。コロナの影響でDXという言葉がバズワード化しているが、そもそも会社が変わらないとDXなんてできっこない、おおまかに言うとそんな内容が全6章に渡って詳細に書かれている。日本企業が成功してきた歴史的背景から現在では世界的に負け…

ブランディングの科学2 エビデンスに基づいたブランド成長の新法則|読書メモ

抽象的概念である「ブランディング」について、エビデンスをもとに詳細に説明している書籍。和訳なので若干読みづらさを感じたが、全体を通して学びのある内容だった。読み手の業界や環境によって活かせる部分とそうでない部分はあるがマーケターやブランド…

論理トレーニング101題|読書メモ

東京大学教授 野矢茂樹氏の著書。タイトルどおり、「論理の力」を付けたい人向けの書籍で101の問題と解説を中心に構成されている。一見論理的に見える文章でもよく見ると支離滅裂になっていることがあり、その文章の書き手はもちろん、受け手も違和感無く読…

1分で話せ|読書メモ

ヤフーアカデミア学長 伊藤羊一さんの著書。キャッチーなタイトルと内容のわかりやすさもあり、かなり売れていたっぽく、読んだことがある人も多い印象。伊藤さんはソフトバンクアカデミアでプレゼン力を磨き、社会人大学院のグロービスでも教団に立っており…

超・箇条書き|読書メモ

「10倍速く、魅力的に伝える技術」という触れ込みに惹かれ購入し読了。たかが箇条書き、されど箇条書き。なんとなく使っていたけど本書で説明されているコツを理解し、活用することでより質の高い箇条書きができるようになる(と思う)。特別難しい内容では…

言葉にできるは武器になる。|読書メモ

電通のコピーライター 梅田悟司さんの書籍。言葉に対する向き合い方をテクニックだけでなく本質的な部分からわかりやくす解説されている。以下、自分用のメモとして。 書籍 「言葉にできる」は武器になる。 (日本経済新聞出版)作者:梅田悟司日経BPAmazon は…

東大で25年使い続けられている「自分の意見」の方程式|読書メモ

会議、提案、雑談など、さまざまなシーンで求められるの意見。そんな意見の作り方を非常にわかりやすく説明している一冊。自分自身、急に意見を求められ、シュッと返せなかったり、見当違いにも程がある意見を無理やり返して恥ずかしい経験を数え切れないほ…

問いのデザイン|読書メモ

問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション作者:安斎 勇樹,塩瀬 隆之学芸出版社Amazonワークショップにおけるファシリテーションスキルだけでなく、議論の骨格を形成するための本質的な問いの立て方や、課題設定についての考え方を学べる書籍。章ごと…

地頭力を鍛える|読書メモ

地頭力を鍛える作者:細谷 功東洋経済新報社Amazon 2007年に発売された地頭力についての書籍。副題に”フェルミ推定”とあるが、フェルミ推定だけでなく、思考力全体に関する知識を広く、深く学ぶことができる良書。理解はできるけど実践で使いこなすのは難しい…

悪いヤツほど出世する|読書メモ

悪いヤツほど出世する (日本経済新聞出版) 作者:ジェフリー・フェファー 日経BP Amazon リーダーシップのカリスマ教祖たちに備わっているのは、科学的知識や実績ではなくて、知名度や人気である。たとえば、TEDで講演をした、人気ブロガーである、ツイッター…

影響力の武器[第三版]なぜ、人は動かされるのか|読書メモ

2014年7月に初版が発売され、2021年6月時点で31刷!めちゃくちゃ読まれている! 著者のロバート・B・チャルディーニ氏はアリゾナ州立大学の心理学部の名誉教授で、過去、自身が騙され続けてきた実体験等から心理学的観点で本書を執筆。 人間の行動心理の基本…

デザインの本質|読書メモ

デザイン思考やデザイン経営など、最近良く耳にするようになった気がする。通っていた経営大学院でのデザイン◯◯という科目が追加され人気のクラスになっていた記憶もある。 一方で、「デザイン」の本質的な意味を理解している人はどの位いるだろうか。この本…

沈黙のWebライティング-Webマーケッターボーンの激闘-|読書メモ

籍情報 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— 作者:松尾 茂起 エムディエヌコーポレーション(MdN) Amazon まとめ ・検索優位性を高めるにはGoogleの思想を理解し、ユーザーの利便性を最優先に考え、コンテンツに落とし込む ・更に、ユー…

転職2.0|読書メモ

書籍情報 転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール 作者:村上 臣 SBクリエイティブ Amazon まとめ 我慢しながら働く時代は終わり、望み通りのキャリアを手に入れる時代へ その手段が転職であり、市場価値を向上させることがキャリア形成に繋がる 広くゆるい繋…

陽明学 生き方の極意|読書メモ

陽明学 生き方の極意 作者:守屋 洋 PHP研究所 Amazon 読んだので自分用の読書メモとして。 陽明学は儒教であり、儒教の核心は「修己治人」の学 儒教を学問や思想レベルまで高めたのが孔子で、その教えを受け継いてさらに破天させたのが孫弟子の孟子。なので…

EQこころの知能指数|読書メモ

1998年に発売されたダニエル・ゴールマンの著書 IQ以上に重要(と言われている)EQの基本的な概念と事例を400ぺージ超えで丁寧に説明。EQという言葉を初めて知ったが、ざっくりいうと自身の思考と感情を理解し、他人への共感を意識することでコミュニケーシ…

人を動かす|読書メモ

1937年に発売されたD・カーネギーの名著。 名著と言われるだけあって、人間関係を円滑にするための原理原則が事例を交えて非常にわかりやすく説明されいる。 正直、もっと早く読んでおけばよかったなと、、 内容自体は難しいものではないが、いかに自分ゴト…

AFTER SOCIAL MEDIA|読書メモ

読書メモとして。アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか作者:藤代裕之,久保田 麻美,白井 瞭,土橋 臣吾,野々山 正章,保高 隆之,吉川 昌孝,渡辺 洋子日経BPAmazon 書籍の概要 現代社会におけるメディアのあり方と存在意義を消費者視点で…