読書の記録を書き留めた雑記
今後も大きくは変わらないであろう考え方がまとまっている良書。シンプルにやさしく書かれているけどきちんと理解するには自分の頭で考えて消化させる必要があるので日々の中で実践してみよう。 書籍情報 著者 鳥潟幸志 発行 2024年4月1日 AIが答えを出せな…
コンサルティングファームの成り立ちや実体を知りたいと思い読んでみた。コンサルティングを生業にする際の重要なことが書かれていて興味深い。 書籍 著者 ダフ・マクドナルド 発行 2013年9月20日 マッキンゼー―――世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサ…
クレイジージャーニーを見て気になったので読んでみた。 子供の頃から動物が大好きだったという太田さんがなぜサファリガイドとしてサバンナで働くことになったのかが1章で語られていて個人的にはそこが一番おもしろかった。獣医という夢をあきらめながらも…
「井上尚哉」の強さとはなんなのか?この問いに答えるべく拳を交えてきた10人の選手達にインタビューを重ね、まとめた一冊。年末ぎりぎりに読んだけどめちゃくちゃ面白かった。 まず、著者の森合さんの行動力と相手の本音を引き出す力がすごい。これぞ取材と…
尊敬する人がおすすめしていたから読んでみたけど難しかった、、。昔の言い回しになっているのもあるし文字通り授業を受けている感覚になるからかもしれない。人は成長していくにつれて教えられたり、叱られたりすることが減り、場合によっては誤った方向の…
タイトルが気になって購入。内田さんの著書かと思っていたけど編著書だった。 本書ではイノベーションを「これまでにない価値の創造により、顧客の行動が変わること」として定義しており、社会構造、心理変化、技術革新の3つのドライバーが掛け合わさること…
ノバセル田部さんの書籍。「誰に何を」+「選ばれる理由」からスタートして戦う場所を絞る。小さく試して成功したら広げていく。その手段としての指名検索の優位性をラクスルの成功事例と合わせて語られていてかなりわかりやすい。ラクスルはBtoBの中でも比…
書籍情報 発行 2022年5月30日 著者 並木裕太+青山正明+藤熊浩平+白井英介 コンサルが読んでる本 100+α【BOW BOOK008】 (BOW BOOKS)作者:並木裕太,青山正明,藤熊浩平,白井英介BOW&PARTNERSAmazon 章立て 第1章 コンサル基礎編 第2章 思考法・マインドセ…
TEDのThe power of vulnerabilityを見たのをきっかけにより深く理解するために本書を読んでみた。 生きることは傷つくこと。何かに挑戦しようとするとき、傷つくリスクは常に付きまとっていて、挑戦の阻害要因になっていて、本書では「恥が不安を生み、不安…
アパルトヘイトの最中に生まれ、本のタイトル通り「生まれたことが犯罪」である状態で幼少期を過ごし、アパルトヘイト終了後もその生い立ちと環境の呪縛から逃れようと必死に生き抜いてきたトレバー・ノアの半生が描かれた書籍。 本のタイトルを見たときは黒…
アメリカでこの本が発売されたのは約21年前の2002年。かなり前の本なので正直どうなのかなと思いながら読み始めたけどなかなかよい内容だった。ナイキとスタバという短期間で世界的ブランドになった2社でブランディングに従事してきた著者の考えや提言はどれ…
”結局のところ、どの競争相手も基本的におなじ武器で戦っていることが多い” まえがきで書かれていたルイス・ガートナーの言葉。たしかにな~、と感じたし情報が溢れかえっていて簡単にアクセスできて答えっぽいものまで入手できてしう状況であれば戦い方も似…
人生で一番大切なのは思い出をつくること。なのでお金は大切だけど稼ぐことだけを目的にしてはいけない。 前に読んだ大前研一さんの「やりたことは全部やれ」を思い出した。人生は有限。お金やリスクばかり気にしていると機会を逃してしまう。例えば、時間と…
日経クロストレンドの連載企画を書籍化したもの。高岡さん、鹿毛さん、さとなおさんなどの界隈の著名人が各テーマにそった考えを述べていて、ここ数年のマーケティング界隈で起こったできごとがおさらいできるような内容。 また北欧暮らしの道具店やオモコロ…
独自性の高いかたちでブランドを認識してもらう。なるべく多くの人に。それを手に取りやすいようにする。シンプルだけどムズい。 書籍情報 著者 ジェニー・ロマニウク 発行 2022年7月30日ブランディングの科学 独自のブランド資産構築篇作者:ジェニー・ロマ…
何度も見返したくなる良書。内容はシンプルだけど本質的でマーケティング戦略を考える上で重要なことが集約されている。特に印象に残った部分を下記にメモしておく。 書籍情報 著者 アル・ライズ、ジャック・トラウト 発行 1994年1月15日売れるもマーケ 当た…
北海道の貧しい家庭で生まれ、中卒から世界的な料理人にまで上り詰めた三國さんの半生が書かれた書籍。本物の努力家で目的のためにはいい意味で手段を選ばず覚悟を決めて突破していくその様は「自分の人生を自分で決める」という強い意思を感じた。まっすぐ…
ファンマーケティングの成果を上げることや成果を可視化するための手段として親和性が高いなというのがまず感じたこと。NPSの仕組みと考え方はシンプルだけど、実務に落とし込み、実践し続けるのは相当難しい。理由は社内関係者のリテラシーレベルや掛けた工…
時価総額14兆円超え、平均年収2,183万円、営利55.4%と国内屈指のBtoB企業キーエンス。自己資本比率も93.5%と競合他社や業界平均より断然高い。 何をやっていて、どうすごいのかがわからなかったけどこの本を読んでちょっとだけ理解を深めることができた。こ…
ムーンショット すがけんさんの書籍。おおわくの内容は「イシューからはじめよ」や「仮説思考」とかなり近い感じ。難しい言葉が使われていないので読みやすさは抜群だと思う。全体的に内容の納得度も高く、第4章ではさまざまな職種やシーンで使えそうな実務…
著者の小川さんは文化人類学者であり、フィールドワークとしてタンザニアで長年露天商をしていたというユニークな人物。そんな小川さんが今度は香港を舞台に一攫千金をを夢見てやってくるタンザニア人たちの日常や仕事、その考え方などをまとめたのがこの本…
「英語を勉強しよう!」と自らに宣言してから約3ヶ月。 go-sk.hatenablog.com ゆる~く継続しているので軽く振り返ってみる。 やったこと Duolingo 一億人の英文法 英会話系ポッドキャスト 進捗 Duolingo 99日間休まずプレイ ランキングトップ3入り複数回 ダ…
MOON-X代表 長谷川さんの書籍。国内大手から外資系まで幅広い業界を経験してきた方の書籍のためなにかヒントになればと思い購入。ざっくり会議やプレゼン等のツールとして1ページまとめを作り、生産性を上げていこうという内容で社内外のミーティング、1on1…
アメリカのベンチャーキャピタル業界を歴史的視点から掘り起こし、その変遷について事例を交えながら説明されていてわかりやすい内容だった。過去を知ることで未来がみえてくる(予測に役立つ)というのも納得。アメリカの経済成長にはスタートアップとベン…
格差の根本にある余剰とその余剰を管理するために生まれた仕組みが今現在も残っている。それらは空気のように当たり前に存在しているので実は不公平でおかしなことだと中々気づくことができない。そんなことが前半に書かれていてちょっと前に読んだ「実力も…
最近流行り?のファンマーケティングとは真逆のことを推奨していそうなタイトルに惹かれて読んでみた。未顧客とは全く買わないノンユーザーやたまにしか買わないライトユーザーのことを言うらしく、ブランドの成長には未顧客を増やし続ける必要があると筆者…
著者の小川さんがタンザニアや香港へフィールドワークに出向き実体験をもとに執筆された書籍。その日暮らしと聞くと不安定で危うい印象を受けるが国や文化が変われば一概にそうとは言えなくて、逆に合理的なのかもと思ってしまう内容もあった。日本ではあま…
旅先で英語が話せないことでかなりくやしく、もどかしい思いを何度もしたことで真剣に英語と向き合ってみようかなという気持ちになった。 ネイティブ並みになるには相当な鍛錬が必要だけど少しずつ積み上げて、旅行やちょっとした会話を今よりマシなレベルに…
読み直してみた。あらためてよい内容。仕事で使える場面もあるしなにより仮説思考でサクッと推定するのは頭の体操になるので面白い。正解不正解はあまり重要ではなくて、そういう思考をクセとして使えることが大事だし今後はより求めらる能力だと思う。と言…
パナソニックコネクトCEO 樋口さんの変革メソッドが凝縮された書籍。 文化×組織能力×戦略の観点からなにをどう変えたのか、その結果、どう変わったのかをざっくり把握することができる。大企業向けなのでは?と思いながら読み始めたが、規模の大小に関係なく…