読書の記録を書き留めた雑記
パナソニックコネクトCEO 樋口さんの変革メソッドが凝縮された書籍。 文化×組織能力×戦略の観点からなにをどう変えたのか、その結果、どう変わったのかをざっくり把握することができる。大企業向けなのでは?と思いながら読み始めたが、規模の大小に関係なく…
トライバルメディアハウス池田さんの書籍。マーケティングと売上の関係を20項目に分解して説明するというチャレンジングな内容。広範囲をカバーしている分、粒度は浅めな印象だがマーケ施策の売上への影響度や効果の可視化で迷子になってしまっている人にと…
抽象的で掴みどころがないブランド。そのブランドに関する価値について書かれている本。 コカ・コーラやソニー、無印良品など、実際の企業の実例も交えて紹介されているが全体的に抽象度が高く理解が追いつかない部分もあったので何度か読み直しで理解を深め…
SDGs、よく耳にするけどよくわからん。そんな人も多いと思う。この本ではそんなSDGsとコーヒーを結びつけて17の課題と解決の方向性をわかりやすく説明している。 コーヒー業界は生産側の途上国と消費者側の先進国という構図が形成されていて、前者は貧困、飢…
十八歳でエルサルバドルへ単身渡米し、親に内緒で大学を休学し国立コーヒー研究所で師事(それがきっかけで勘当、、)。紛争激化によりLAへ一時避難の後、UCCへ入社し25歳でジャマイカのコーヒー農園の責任者となる。その後、ハワイコナのコーヒー農園を開発…
元gumi 國光さんの書籍。シンプルに今読んでおくべき内容。過去にブロックチェーン系の書籍を何冊か読んだことがあったので苦戦することなく読むことができたけど、そもそも相当やさしくわかり易く書かれているので肌感覚がない人でも問題なく理解できる内容…
PDP創業者 杉元さんの書籍。世界的に評価されている日本のサービスクオリティは属人的であり属日本人的であるため、仕組み化や標準化が難しいと考えられている。ただ、「俺の背中を見て学べ」的な考え方だけでは日本のサービスレベルの底上げにはつながらな…
SECIモデルで有名な野中さんと山口さんの本。アカデミックな内容で理解しきれなかったけど第2章以降は自分毎化できる内容があり仕事を進める上でも活かせそうと感じた。 書籍 著者 野中郁次郎 山口一郎 発行 2019年3月28日直観の経営 「共感の哲学」で読み…
プロジェクトマネージャーにおすすめの一冊「PMの哲学」
基本的な内容が丁寧に書かれているけど内容自体に目新しさはあまり感じなかった。 著者は二人共コンサル出身なので、そこで身につけたノウハウをベースにしている印象。 この手の書籍を読んだことがない人にはよいかも。組織風土の部分やその可視化は学びな…
目についておもしろそうと思い読んでみた。結果、めちゃくちゃよかった。ジャンル的にはビジネス書ではないけど仕事をする上で大切かつ本質的ななことがたくさん書かれていた。一見非効率に思える考えや行動も長い目で見るとプラスに働くということが理解で…
テキストコミュニケーションの苦手さを克服するために読んだ本と振り返り
伝える力も地頭力も全然自足らないので読んでみた。どちらかというと伝える力の方に比重が置かれている感じがしたので地頭力の方に期待して読むと少し物足りなさを感じるかもしれない。全体を通してすごく易しく書かれているのとテンプレ化されているのでこ…
朝倉さんの本を読んだのはファイナンス思考以来二冊目。こっちの方が発行は古かったけど気が進まず放置してた。 まえがきでも書いてあったけどこれまでの経験をベースにした個人の経営観や生き方がツラツラを書かれている。どれもべースがありそうで過去読ん…
書籍情報 発行 2022年2月10日 著者 ダニエル・ヤーギン 章立て 序論 第1部 米国の新しい地図 第1章 天然ガスを信じた男 第2章 シェールオイルの「発見」 第3章 製造業のルネサンス 第4章 天然ガスの新たな輸出国 第5章 閉鎖と開放―メキシコとブラジル …
この本では「言葉の壊れ」についての筆者の思いが各章ごとに書かれている。 「言葉の壊れ」とは、言葉遣いの乱れとかではなく、負の力に満ちていたり、人の心を削る言葉のこと。 それは、古くから存在していたが、ソーシャル・メディアの普及により、かつて…
最近の世界情勢の状況から資源や地政学関連の書籍を読みたいと思い購入。アマゾンでポチッたのだけれど到着まで約2週間ほど掛かったのでこの手のジャンルが注目されていることがわかる。本当は一気読みしてまとめようかと思っていたけど全500ページかつ専門…
人に何かを伝えるのは難しい。また”伝え終わり”ではなく、行動を起こしてもらうのはもっと難しい。伝える人数が増えるとよりハードルが高くなる。 そんな風に思っている人は多いのではないだろうか。自分も常日頃から難しいと感じていて、少しでも参考になれ…
タイトルに惹かれて読んでみたら、想像以上に面白くてタメになった書籍。マッキンゼーからVCに転身したのち、クルミドコーヒーを創業。コーヒーの素人で「カフェなんてやりたくなかった」と語っていた著者がなぜ、カフェのオーナーをやっているのか? 書籍内…
「運も実力のうち」は聞いたことがあるけど、「実力も運のうち」ははじめて聞いた。 意味はそのままで、運をも味方につけた成功者は全部ひっくるめて自分の実力、というのが前者で、後者はその実力は本人がコントロールできない要素に含まれている、と言って…
チームワークを良好にし、生産性を高めるヒントを得たいと思い読んでみることに。2014年と発行は古いが十分今でも使える情報が詰まっていて特にバーチャルチームに関する章はコロナの影響で在宅勤務が増えているのでヒントを得ることができた。また、チーム…
2017年発行なので新しさはなかったが復習を兼ねて読んでみた。基礎的な内容が多いのでこれからウェブマーケティングを学ぼうと考えている人にはよさそう。備忘録としてメモしておく。 書籍情報 著者 渥美英紀 発行 2017年1月20日 BtoBウェブマーケティングの…
この30年、多くの企業に入り込み、「目標による管理」だの「競争戦略」だのとお題目を唱えて回ったすべての経営コンサルタントを代表としてお詫びします。御社をつぶしたのは私です。 ”はじめに”ではこんな調子で著者の謝罪から始まっている。 実体験に基づ…
世界一の総合モーターメーカー 日本電産 永守さんの書籍。1973年に4名で創業し、現在では売上高1兆円を超えるグローバル企業へと成長させた永守さんの信念や考え方を知りたいと思い読んでみた。 夢や目標を叶えるために人の何倍も努力し、できない理由を探さ…
何かを知りたいとき、それを「知らない(not knowing)」ままでいる状態はつらい。つらい状態はさけたいが、人として生きる以上、すべてを知ることは不可能だ。だから私たちは答えを知る人のほうを向く。専門家、リーダー、その他の知っていそうな人。一方で…
「空気」というつかみどろこのないテーマに対する解と向き合い方について書かれている書籍。あの人は「空気が読めない」とか「空気読めるよね」という会話を一度は聞いたことがあったり、自ら発したことががあるという人も一定数いると思う。また、「空気」…
当たり前すぎて全く意識していなかった呼吸について知りたくなり読んだ本。息は吸うより吐く方が大事だったり、自律神経に働きかけることでリラックス効果があったりと有益な情報が多く書かれていた。日々の生活ですぐに取り入れられる感じの手法がほとんど…
大学院のマーケティングクラスのスライドで参考図書として紹介されていた書籍。単なるフレームワークの紹介ではなく、使い所と得られる価値、その限界についても説明されていて非常に参考になる。手元に置いておきたい困った時の一冊。 書籍情報 著者 hamesk…
ブロックチェーンの本質的価値と普及した先にどんな世界が待ち受けているのかを著者視点で書かれた書籍。ブロックチェーンに対する懸念やリスクは語られつつも、現在の中央集権型社会から自立分散型社会に変わることでの期待を感じられる内容になっている。…
読んだ本 freeeが出版した起業検討層向けの雑誌 freeeについて 「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、統合型経営プラットフォームの開発・提供を行っている会社。会計ソフトが有名で一番の競合はマネーフォワード(おそらく) マーケ…