当たり前すぎて全く意識していなかった呼吸について知りたくなり読んだ本。息は吸うより吐く方が大事だったり、自律神経に働きかけることでリラックス効果があったりと有益な情報が多く書かれていた。日々の生活ですぐに取り入れられる感じの手法がほとんどなのでまずは気軽に試してみたいと思う。緊張している場面とかで意識できるとよさそう。
書籍情報
「呼吸力」こそが人生最強の武器である
著者 大貫 崇
発行 2019年1月30日
第1章 呼吸が人生を変えるわけ
- 呼吸は生物化学的、精神的、身体的という3つの側面から重要とされている
- 人間は1日約2万回近く呼吸をしており正しい呼吸をしていないとコンディション不調の要因となる
- 日本では古くから呼吸の重要性を説いており、武道に伝わる丹田呼吸法などに共通している
- 呼吸がうまくできない原因は運動不足と過剰なストレスによる影響が大きい
- 自律神経に唯一働き掛けられるのは呼吸だけ
第2章 ”しっかり息を吐く”だけであらゆる問題が解決する
- 正しい呼吸法は場面ごとに異なる。そのため、必要な時に必要な呼吸ができる力が重要
- 多くの人が息を吸いすぎている。逆に言うと息をうまく履けない人が多い
- そうなると交感神経優位になりいつも緊張している状態に陥り、体のトラブルを招いてしまう
- 息を吸い込みすぎずに長く息を吐く。吐ききったあとも1,2テンポ間を開けてから吸い込むように意識する
- 口呼吸は免疫力低下や呼吸力の低下を招く
- 理想的な呼吸は横隔膜がきちんと動き、行きを吸う時間の方が短い
第3章 呼吸力で日常の質を上げる
第4章 間違った筋トレが呼吸の邪魔をする
- コンディションを優先し、無理な筋トレはしない
- 過度な筋トレも呼吸にとっては負担になることがある
第5章 コンディショニングのための呼吸エクササイズ
- 呼吸エクササイズは運動が苦手でも、高齢でも関係なく取り組める
- アウターマッスルは呼吸を邪魔している場合がある