元gumi 國光さんの書籍。シンプルに今読んでおくべき内容。過去にブロックチェーン系の書籍を何冊か読んだことがあったので苦戦することなく読むことができたけど、そもそも相当やさしくわかり易く書かれているので肌感覚がない人でも問題なく理解できる内容になっている。
著者自身、現在はフィナンシェを立ち上げてDAOを作ったりしているので若干ポジショントーク的な内容もあるけど基本的な内容や概念を理解するにはよさそう。
既存企業やサービスがどうなっていくのか、非常に興味深いし自社サービスはどう適用していくべきなのかを考えるよいきっかけになった。
個人回帰やクリエイターエコノミーへのシフトは避けられないと思っているので、それらを踏まえ、どのようにユーザー(クリエイター)と向き合っていくべきなのか?きちんとアンテナを貼っていないと茹でガエルになってしまう可能性もあるので注視して変化に適用できるようにしないとな、と思わされた。
以下、気になり箇所をメモ。
章立て
メモ
- Web3は仮想通貨、暗号資産、ブロックチェーン、クリプトのリブランディング
- 中央集権から自立分散への回帰(POWER TO THE PEOPLE)
- 一極集中がなくなる
- 中抜きがなくなる
- 個人的には全部がそうなることはないと思っているが多くの企業や組織は変化を求められそう
- メタバースに含まれるのはVR、AR、MR、XR、ミラー・ワールド
- NFTによりバーチャル空間上に経済価値を作れるようになった。これによりインターネットのビジネスモデルががらっと変わる
- そうすることでバーチャル空間に経済圏が生まれる
- 経済圏が生まれるとヒトが集まる。ヒトが集まれば経済圏が大きくなる
- DAOはバーチャルファーストのコミュニティで独自のトークンを発行しているのが基本概念
- メタバースの発展は①ゲーマーの取り込み ②タブレットやPC市場の取り込み ③ポストスマホ(ARグラス分野)の流れで拡大していく
- ②は職場や学校も含まれるのでハードル高め
- 特に学校=教育現場は業界的に参入が難しい。起業しても資金調達が難しい
- バーチャルファーストの世界観
- リアルのほとんどを代替する
- 場合によってはリアルを超える
- リアルは”ならでは”や特別感が必要
一次産業はいいとして大半のサービス業はけっこうしんどくなっていきそう。一方でオンラインと相性の悪いサービスはあるし、リアルの方が便益を感じられる領域もあるのでそこの見分けが重要なのかな。
過去に読んだこのあたりの本ももっかい読み返したい
go-sk.hatenablog.com
go-sk.hatenablog.com
go-sk.hatenablog.com
go-sk.hatenablog.com
あとアクセンチュアのこれも毎年更新されてて参考になる
www.accenture.com