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読書記録と日常のあれこれ。

ベンチャーキャピタル全史|読書メモ

アメリカのベンチャーキャピタル業界を歴史的視点から掘り起こし、その変遷について事例を交えながら説明されていてわかりやすい内容だった。過去を知ることで未来がみえてくる(予測に役立つ)というのも納得。アメリカの経済成長にはスタートアップとベン…

父が娘に語る経済の話。|読書メモ

格差の根本にある余剰とその余剰を管理するために生まれた仕組みが今現在も残っている。それらは空気のように当たり前に存在しているので実は不公平でおかしなことだと中々気づくことができない。そんなことが前半に書かれていてちょっと前に読んだ「実力も…

未顧客理解|読書メモ

最近流行り?のファンマーケティングとは真逆のことを推奨していそうなタイトルに惹かれて読んでみた。未顧客とは全く買わないノンユーザーやたまにしか買わないライトユーザーのことを言うらしく、ブランドの成長には未顧客を増やし続ける必要があると筆者…

「その日暮らし」の人類学|読書メモ

著者の小川さんがタンザニアや香港へフィールドワークに出向き実体験をもとに執筆された書籍。その日暮らしと聞くと不安定で危うい印象を受けるが国や文化が変われば一概にそうとは言えなくて、逆に合理的なのかもと思ってしまう内容もあった。日本ではあま…

英語を勉強してみる

旅先で英語が話せないことでかなりくやしく、もどかしい思いを何度もしたことで真剣に英語と向き合ってみようかなという気持ちになった。 ネイティブ並みになるには相当な鍛錬が必要だけど少しずつ積み上げて、旅行やちょっとした会話を今よりマシなレベルに…

ケニア旅行記 ~ドバイ~

帰りの航空券をミスり、乗り継ぎが約1日空いてしまったため、少しだけドバイ観光にいくことに。ケニアとドバイ、文化も成り立ちも全く違う2つの国を短期間で体感できたのはすごくよかった。 ドバイと聞くと砂漠、超高層の建造物、暑さ、あたりが思いつく。ど…

ケニア旅行記 ~マサイマラ国立保護区~

どこまでも続くサバンナは圧巻の一言 首都ナイロビから車で約5時間、レバノンまで続くグレートリフトバレーの絶景を横目に車を走らせるとマサイ・マラ国立公園に到着。 グレートリフトバレー レバノンまで続いているらしい 入り口の警備は厳重でここでも自動…

ケニア旅行記 ~コーヒー~

ケニアの主要産業のひとつにコーヒーがある。イギリス植民地時代の名残からコーヒーより紅茶の方が馴染みがあるケニア人の間でも最近はコーヒー需要も高まってきているらしく街中でも小洒落たカフェが増えている。今回はケニア版のスタバJAVAやちょっとお高…

ケニア旅行記 ~ナイロビ市内~

この写真だと伝わりにくいのが残念だけど活気があり、異国ということも相まって景色を見ているだけでも面白い。 街並み ナイロビ市内はオフィスビルにショッピングセンター、高層マンションなどが建ち並んでいて想像以上に発展している。道路もきちんと舗装…

ケニア旅行記 ~キベラ・スラム~

うだるような暑さの成田空港を出発しケニアへ。ドバイの乗り継ぎを経てジョモ・ケニヤッタ空港に到着したのは約20時間後。長時間のフライトでヘトヘトになりながら無事入管を通り抜け空港の外にでると自動小銃を肩から下げた警備警察と目が合い一礼。一気に…

地頭を鍛えるフェルミ推定ノート|読書メモ

読み直してみた。あらためてよい内容。仕事で使える場面もあるしなにより仮説思考でサクッと推定するのは頭の体操になるので面白い。正解不正解はあまり重要ではなくて、そういう思考をクセとして使えることが大事だし今後はより求めらる能力だと思う。と言…

パナソニック覚醒 愛着心と危機感が生む変革のマネジメント|読書メモ

パナソニックコネクトCEO 樋口さんの変革メソッドが凝縮された書籍。 文化×組織能力×戦略の観点からなにをどう変えたのか、その結果、どう変わったのかをざっくり把握することができる。大企業向けなのでは?と思いながら読み始めたが、規模の大小に関係なく…

売上の地図|読書メモ

トライバルメディアハウス池田さんの書籍。マーケティングと売上の関係を20項目に分解して説明するというチャレンジングな内容。広範囲をカバーしている分、粒度は浅めな印象だがマーケ施策の売上への影響度や効果の可視化で迷子になってしまっている人にと…

ブランド 価値の創造|読書メモ

抽象的で掴みどころがないブランド。そのブランドに関する価値について書かれている本。 コカ・コーラやソニー、無印良品など、実際の企業の実例も交えて紹介されているが全体的に抽象度が高く理解が追いつかない部分もあったので何度か読み直しで理解を深め…

コーヒーで読み解くSDGs|読書メモ

SDGs、よく耳にするけどよくわからん。そんな人も多いと思う。この本ではそんなSDGsとコーヒーを結びつけて17の課題と解決の方向性をわかりやすく説明している。 コーヒー業界は生産側の途上国と消費者側の先進国という構図が形成されていて、前者は貧困、飢…

私はコーヒーで世界を変えることにした。|読書メモ

十八歳でエルサルバドルへ単身渡米し、親に内緒で大学を休学し国立コーヒー研究所で師事(それがきっかけで勘当、、)。紛争激化によりLAへ一時避難の後、UCCへ入社し25歳でジャマイカのコーヒー農園の責任者となる。その後、ハワイコナのコーヒー農園を開発…

メタバースとWeb3|読書メモ

元gumi 國光さんの書籍。シンプルに今読んでおくべき内容。過去にブロックチェーン系の書籍を何冊か読んだことがあったので苦戦することなく読むことができたけど、そもそも相当やさしくわかり易く書かれているので肌感覚がない人でも問題なく理解できる内容…

「感動」ビジネスの方程式|読書メモ

PDP創業者 杉元さんの書籍。世界的に評価されている日本のサービスクオリティは属人的であり属日本人的であるため、仕組み化や標準化が難しいと考えられている。ただ、「俺の背中を見て学べ」的な考え方だけでは日本のサービスレベルの底上げにはつながらな…

直感の経営|読書メモ

SECIモデルで有名な野中さんと山口さんの本。アカデミックな内容で理解しきれなかったけど第2章以降は自分毎化できる内容があり仕事を進める上でも活かせそうと感じた。 書籍 著者 野中郁次郎 山口一郎 発行 2019年3月28日直観の経営 「共感の哲学」で読み…

PMの哲学|読書メモ

プロジェクトマネージャーにおすすめの一冊「PMの哲学」

会社の問題発見、課題設定、問題解決|読書メモ

基本的な内容が丁寧に書かれているけど内容自体に目新しさはあまり感じなかった。 著者は二人共コンサル出身なので、そこで身につけたノウハウをベースにしている印象。 この手の書籍を読んだことがない人にはよいかも。組織風土の部分やその可視化は学びな…

宮大工棟梁・西岡常一 「口伝」の重み|読書メモ

目についておもしろそうと思い読んでみた。結果、めちゃくちゃよかった。ジャンル的にはビジネス書ではないけど仕事をする上で大切かつ本質的ななことがたくさん書かれていた。一見非効率に思える考えや行動も長い目で見るとプラスに働くということが理解で…

テキストコミュニケーションの苦手さを克服するために読んだ本と振り返り

テキストコミュニケーションの苦手さを克服するために読んだ本と振り返り

「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文|読書メモ

伝える力も地頭力も全然自足らないので読んでみた。どちらかというと伝える力の方に比重が置かれている感じがしたので地頭力の方に期待して読むと少し物足りなさを感じるかもしれない。全体を通してすごく易しく書かれているのとテンプレ化されているのでこ…

論語と算盤と私|読書メモ

朝倉さんの本を読んだのはファイナンス思考以来二冊目。こっちの方が発行は古かったけど気が進まず放置してた。 まえがきでも書いてあったけどこれまでの経験をベースにした個人の経営観や生き方がツラツラを書かれている。どれもべースがありそうで過去読ん…

新しい資源の地図 エネルギー・気候変動・国家の衝突|第1部 第2章 読書メモ

書籍情報 発行 2022年2月10日 著者 ダニエル・ヤーギン 章立て 序論 第1部 米国の新しい地図 第1章 天然ガスを信じた男 第2章 シェールオイルの「発見」 第3章 製造業のルネサンス 第4章 天然ガスの新たな輸出国 第5章 閉鎖と開放―メキシコとブラジル …

まとまらない言葉を生きる|読書メモ

この本では「言葉の壊れ」についての筆者の思いが各章ごとに書かれている。 「言葉の壊れ」とは、言葉遣いの乱れとかではなく、負の力に満ちていたり、人の心を削る言葉のこと。 それは、古くから存在していたが、ソーシャル・メディアの普及により、かつて…

ベイブレードと児童館

「ベイブレード」と聞いて思い浮かんだのが近所の児童館。 うちの近所にはチャリで5分圏内に4,5箇所位あったんだけどその中でも週3,4回、多い時はほぼ毎日遊びにいっていた児童館があった。(今も健在) そこでは、子どもたちが伸び伸びと遊べるように、ボー…

新しい資源の地図 エネルギー・気候変動・国家の衝突|第1部 第1章 読書メモ

最近の世界情勢の状況から資源や地政学関連の書籍を読みたいと思い購入。アマゾンでポチッたのだけれど到着まで約2週間ほど掛かったのでこの手のジャンルが注目されていることがわかる。本当は一気読みしてまとめようかと思っていたけど全500ページかつ専門…

THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術|読書メモ

人に何かを伝えるのは難しい。また”伝え終わり”ではなく、行動を起こしてもらうのはもっと難しい。伝える人数が増えるとよりハードルが高くなる。 そんな風に思っている人は多いのではないだろうか。自分も常日頃から難しいと感じていて、少しでも参考になれ…