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読書記録と日常のあれこれ。

ケニア旅行記 ~コーヒー~

ケニアの主要産業のひとつにコーヒーがある。イギリス植民地時代の名残からコーヒーより紅茶の方が馴染みがあるケニア人の間でも最近はコーヒー需要も高まってきているらしく街中でも小洒落たカフェが増えている。今回はケニア版のスタバJAVAやちょっとお高めなコネクトコーヒー、SpringValleyCoffeeなど複数店舗を回って飲んでみた。どの店も特徴的だったけど個人的にはSVCが一番好みだった。

ケニアのスタバ、JAVA COFFEE

CONNECT COFFEE

SpringValleyCoffee
コーヒー農園

せっかく赤道直下の国に来たのでコーヒー農園ツアーにも参加してみた。

今回行ったのはFIARVEW EASTE(https://www.fairviewestate.co.ke/)。 1909年設立の歴史あるコーヒー農園で約100エーカーの広大な敷地でコーヒーノキを栽培している。

エントランスをくぐると広くてきれいな庭があり、立派な木々や見たこともないような植物に目を惹かれる。

受付を済ませて庭を散策していると案内係の方が登場してツアーがスタート。

農園の歴史や栽培方法、収穫時期などの説明を聞きつつ農園を見物。当日は収穫直後だったため、真っ赤に実ったコーヒーチェリーは少なかったが、緑や赤くなりかけのコーヒーの実を見ることができた。

ちなみに収穫の際は全工程を手作業で行っており、ちょうど収穫員さんが実を持ち込んでいる場面を見ることができた。

収穫直後のコーヒーの実

農園を抜け歩いていくと作業小屋に案内され、精製の流れについても一通り説明を受ける。

洗浄してコーヒーの実を除去し種を抽出。これがコーヒー豆の生豆になる。

抽出後は豆を乾燥させ、殻を取り除いてグレード分けをしてやっと焙煎ができる状態になるとのことだった。

あらためて、コーヒーが消費者の手に届くまでには沢山の手間と時間がかかっているということがわかり、コーヒーのありがたみを知ることができた。

精製所を出て次に向かったのはテイスティングルーム。豆の品質を表すグレードや焙煎に関する説明を受けたあとはカッピングと呼ばれる味見をすることに。

4種類のカップが並べられ、専用のスプーンでテイスティングをして焙煎度合いなどを予想するクイズをしてひと盛り上がり。焙煎度合いや豆の品質でここまで味の違いがでるのだということを知ることができた。

カッピングを終えるとスタート地点の庭に戻りティータイム。煎りたて挽きたて淹れたてのコーヒーと少し甘めのクッキーをセットで楽しみ、贅沢な時間を過ごすことができた。

お土産で購入したコーヒー

最後にお土産にコーヒーバックを購入しツアー終了。コーヒー農園ツアーというなかなかできない貴重な体験をすることができて充実だった。

ちなみに帰国後さっそく自宅でも飲んでみたけど旅の余韻もあってか特別に美味しい気がした。

 

 

go-sk.hatenablog.com

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