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読書記録と日常のあれこれ。

2022-01-01から1年間の記事一覧

論語と算盤と私|読書メモ

朝倉さんの本を読んだのはファイナンス思考以来二冊目。こっちの方が発行は古かったけど気が進まず放置してた。 まえがきでも書いてあったけどこれまでの経験をベースにした個人の経営観や生き方がツラツラを書かれている。どれもべースがありそうで過去読ん…

新しい資源の地図 エネルギー・気候変動・国家の衝突|第1部 第2章 読書メモ

書籍情報 発行 2022年2月10日 著者 ダニエル・ヤーギン 章立て 序論 第1部 米国の新しい地図 第1章 天然ガスを信じた男 第2章 シェールオイルの「発見」 第3章 製造業のルネサンス 第4章 天然ガスの新たな輸出国 第5章 閉鎖と開放―メキシコとブラジル …

まとまらない言葉を生きる|読書メモ

この本では「言葉の壊れ」についての筆者の思いが各章ごとに書かれている。 「言葉の壊れ」とは、言葉遣いの乱れとかではなく、負の力に満ちていたり、人の心を削る言葉のこと。 それは、古くから存在していたが、ソーシャル・メディアの普及により、かつて…

ベイブレードと児童館

「ベイブレード」と聞いて思い浮かんだのが近所の児童館。 うちの近所にはチャリで5分圏内に4,5箇所位あったんだけどその中でも週3,4回、多い時はほぼ毎日遊びにいっていた児童館があった。(今も健在) そこでは、子どもたちが伸び伸びと遊べるように、ボー…

新しい資源の地図 エネルギー・気候変動・国家の衝突|第1部 第1章 読書メモ

最近の世界情勢の状況から資源や地政学関連の書籍を読みたいと思い購入。アマゾンでポチッたのだけれど到着まで約2週間ほど掛かったのでこの手のジャンルが注目されていることがわかる。本当は一気読みしてまとめようかと思っていたけど全500ページかつ専門…

THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術|読書メモ

人に何かを伝えるのは難しい。また”伝え終わり”ではなく、行動を起こしてもらうのはもっと難しい。伝える人数が増えるとよりハードルが高くなる。 そんな風に思っている人は多いのではないだろうか。自分も常日頃から難しいと感じていて、少しでも参考になれ…

ゆっくり、いそげ カフェからはじめる人を手段化しない経済|読書メモ

タイトルに惹かれて読んでみたら、想像以上に面白くてタメになった書籍。マッキンゼーからVCに転身したのち、クルミドコーヒーを創業。コーヒーの素人で「カフェなんてやりたくなかった」と語っていた著者がなぜ、カフェのオーナーをやっているのか? 書籍内…

実力も運のうち 能力主義は正義か?|読書メモ

「運も実力のうち」は聞いたことがあるけど、「実力も運のうち」ははじめて聞いた。 意味はそのままで、運をも味方につけた成功者は全部ひっくるめて自分の実力、というのが前者で、後者はその実力は本人がコントロールできない要素に含まれている、と言って…

チームワークの心理学|読書メモ

チームワークを良好にし、生産性を高めるヒントを得たいと思い読んでみることに。2014年と発行は古いが十分今でも使える情報が詰まっていて特にバーチャルチームに関する章はコロナの影響で在宅勤務が増えているのでヒントを得ることができた。また、チーム…

BtoBウェブマーケティングの新しい教科書|読書メモ

2017年発行なので新しさはなかったが復習を兼ねて読んでみた。基礎的な内容が多いのでこれからウェブマーケティングを学ぼうと考えている人にはよさそう。備忘録としてメモしておく。 書籍情報 著者 渥美英紀 発行 2017年1月20日 BtoBウェブマーケティングの…

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。|読書メモ

この30年、多くの企業に入り込み、「目標による管理」だの「競争戦略」だのとお題目を唱えて回ったすべての経営コンサルタントを代表としてお詫びします。御社をつぶしたのは私です。 ”はじめに”ではこんな調子で著者の謝罪から始まっている。 実体験に基づ…

成しとげる力|読書メモ

世界一の総合モーターメーカー 日本電産 永守さんの書籍。1973年に4名で創業し、現在では売上高1兆円を超えるグローバル企業へと成長させた永守さんの信念や考え方を知りたいと思い読んでみた。 夢や目標を叶えるために人の何倍も努力し、できない理由を探さ…

「無知」の技法 不確実な世界を生き抜くための思考変革|読書メモ

何かを知りたいとき、それを「知らない(not knowing)」ままでいる状態はつらい。つらい状態はさけたいが、人として生きる以上、すべてを知ることは不可能だ。だから私たちは答えを知る人のほうを向く。専門家、リーダー、その他の知っていそうな人。一方で…

空気の研究|読書メモ

「空気」というつかみどろこのないテーマに対する解と向き合い方について書かれている書籍。あの人は「空気が読めない」とか「空気読めるよね」という会話を一度は聞いたことがあったり、自ら発したことががあるという人も一定数いると思う。また、「空気」…

「呼吸力」こそが人生最強の武器である|読書メモ

当たり前すぎて全く意識していなかった呼吸について知りたくなり読んだ本。息は吸うより吐く方が大事だったり、自律神経に働きかけることでリラックス効果があったりと有益な情報が多く書かれていた。日々の生活ですぐに取り入れられる感じの手法がほとんど…

マッピングエクスペリエンス カスタマージャーニー、サービスブループリント、その他ダイアグラムから価値を創る|読書メモ

大学院のマーケティングクラスのスライドで参考図書として紹介されていた書籍。単なるフレームワークの紹介ではなく、使い所と得られる価値、その限界についても説明されていて非常に参考になる。手元に置いておきたい困った時の一冊。 書籍情報 著者 hamesk…

ブロックチェーンの描く未来|読書メモ

ブロックチェーンの本質的価値と普及した先にどんな世界が待ち受けているのかを著者視点で書かれた書籍。ブロックチェーンに対する懸念やリスクは語られつつも、現在の中央集権型社会から自立分散型社会に変わることでの期待を感じられる内容になっている。…

起業時代|読書メモ

読んだ本 freeeが出版した起業検討層向けの雑誌 freeeについて 「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、統合型経営プラットフォームの開発・提供を行っている会社。会計ソフトが有名で一番の競合はマネーフォワード(おそらく) マーケ…

ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ|読書メモ

ブロックチェーンの理解を進めるために読んだ書籍。聞いたことあるけどよくわからん。という人向けに書かれているらしく、たしかにわかりやすく説明されているように感じた(それでも自分には難しい箇所もあったが、、)。ブロックチェーンの思想と技術、現…

すべては一杯のコーヒーから|読書メモ

米国シアトル発祥のタリーズを体当たりの交渉で日本展開のライセンスをもぎ取り、スペシャルティコーヒー界の巨人スターバックスや国内コーヒー市場の競合と凌ぎを削り、最終的に伊藤園へバイアウトし経営から身を引くまでの物語。 この本を読むまでタリーズ…

2030年ジャック・アタリの未来予測|読書メモ

ジャック・アタリ氏が2017年に執筆した書籍。読んだのは少し前だがあらためて読み返してみると2017年時点で先を見越した意見が書かれていることに驚かされた。予測なので当たっていること、そうでないこと、まだわからないことが含まれているが、大筋はジャ…

教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン|読書メモ

元MITメディアラボ所長 伊藤穰一さんが2018年に執筆した書籍。AI、仮想通貨、ブロックチェーンなど、広いテーマは伊藤さんの視点で解説されている内容。約4年前の書籍ではあるもののそこまで陳腐化してる感じはなく今でも違和感なく読めると思う。教育の部分…

入門 ビットコインとブロックチェーン|読書メモ

経済学者 野口 悠紀雄さんの著書で仮想通貨について学んでみたくなり手にとったのがこの本。入門の名の通り、基礎の基礎をQA方式でわかりやすく説明されている。用語に関する説明も丁寧で無知な自分でも詰まることなく読み進めることができた。ビットコイン…

苦しかったときの話をしようか|読書メモ

USJをVCの字回復させたことで一躍有名になった森岡さんの書籍。これまでのUSJ在籍時のマーケティング理論と実務の書籍を中心だったがこの「苦しかったときの話をしようか 」は、娘さんのために書き下ろされた愛のある手紙といった内容となっている。自身のつ…

eクチコミと消費者行動 情報取得・製品評価プロセスにおけるeクチコミの多様な影響|読書メモ

2020年4月に刊行された書籍。インターネット上のクチコミが消費者心理と行動にどのような影響をあたえるのか、それはどのような場合に発生しうるのかを研究結果と共に説明された書籍。対面クチコミや広告波及効果との対比が説明されており、各章の研究結果も…

脱キーワード思考のコンテンツマーケティング[2022年版]|読書メモ

日本において、「コンテンツマーケティング」は、「検索流入を得るために、検索エンジンを意識したコンテンツを量産する手法」、すなわちSEOの手段という意味で、2014年頃から注目を集めました ”はじめに”ではこのように書かれており、2022年時点でも同様の…