MOON-X代表 長谷川さんの書籍。国内大手から外資系まで幅広い業界を経験してきた方の書籍のためなにかヒントになればと思い購入。ざっくり会議やプレゼン等のツールとして1ページまとめを作り、生産性を上げていこうという内容で社内外のミーティング、1on1、戦略策定など、シーンに合わせてチューニングすることで幅広く対応できるなと感じた。内容自体は難しくないけど実用する場合、思考が浅いとフォーマットを埋めるだけになってしまうので注意が必要。結局考えるのは自分なのでアウトプットの質もその人の知見がベースになる。1ページという制約があることで情報を取捨選択する訓練にもなりそう。
章立て
- 第1章 ビジネスが圧倒的に変わる「1ページ思考」とは
- 第2章 人を動かす「1ページ」のフレームワーク
- 第3章 会議、商談、戦略づくりから人生設計まで。「1ページ」はこう使う
- 第4章 まずは手書きで考える「1ページ」を作るプロセス
メモ
- 1ページの基本フォーマット
- ①目的(達成したいこと)
- ②背景(共有したいこと)
- ③討議ポイント(合意したいこと)
- ④ネクストステップ(いつまでに誰が何をするのか)
- 1ページを準備しておくメリット
- 共通認識が深まる(目線が合う)
- 情報量を絞ることで一覧性が上がる
- まとめる過程で思考が整理される
- 会議がスムーズに進行できる
- 心得
- 相手の視点で考える
- 情報を入れすぎない
- フォントを小さくしすぎない
- 意思決定に必要な材料のみを厳選する
- 資料が独り歩きしても伝わるか?を意識する
- プロセス
- まずは手書きを推奨
- ノート2ページを使って考えや状況を書き出し、それらを1ページのフォーマットにまとめる
- ※埋めるだけにならないように注意
- ※利用シーンや相手によってフォーマットと内容を調整する
- ※デザイン含め、わかりやすさにこだわる(構造化や強調など)