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読書記録と日常のあれこれ。

B.B.BASE|愛車(自転車)と一緒に電車で房総へ

以前から気になっていたB.B.BASEに行ってきたのでその記録を書き留めておく。

結果、めちゃくちゃ楽しかったし満足度も高く、リピートしようという気持ちになったけど次回行く時に気をつけたい点や若干不満な点もあったのでそれも含めて。

B.B.BASEとは

愛車(自転車)を載せて東京の両国駅から千葉の房総エリアまで移動できるJR東日本のサービス。行き先は内房、外房、佐原・鹿島、銚子の4コース*1が用意されていて公式サイトから予約することができる。

 

www.jreast.co.jp

 

予約方法

これがなかなかクセモノでわかりにくい、、。

サイトの導線、説明内容の表記、予約完了までのフローなど、言い出したら切りがない位、とにかくわかりにくい。おそらく、途中で離脱している人が結構いるのではと思ってしまうほど、、。

せっかくの良いサービスを提供してるんだから、UI改善してもっとわかりやすくしてもらいたいッス。

ちなみに、予約は下記リンクの「ツアー予約のお申し込み」からできます

のってたのしい列車 ポータル>B.B.BASE:JR東日本

 

いざ出発!

今回はマイ自転車でサイクリングしたかったのでまずは自宅から両国駅を目指し出発。

自宅から両国駅までをグーグルマップで調べたらざっくり60分位。普段そんなに自転車に乗らない自分としてはなかなかしんどい距離、、

まあでも両国駅からは電車に揺られてばいいだけなので、今回はレンタサイクル*2ではなくマイ自転車で行くことに。

電車の出発が7時台で乗り過ごしたら次がないため、念の為6時過ぎに自宅を出発。朝一なので人もクルマも少なく、都内の幹線道路メインで向かったけど全くストレスなく移動することができた。

朝一の都会をサイクリングすることも中々ないのでコレもよい経験。日中は喧騒に包まれている東京の各所も朝はすごく静かで日中や夜間とは違った表情を見ることができたのも良かったな。

 

 

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朝イチの東京タワー

 

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虎ノ門ヒルズ

 

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東京駅近くの高架下

 

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東京駅 丸の内側

 

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東京駅前の目抜き通り

 

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日本橋

 

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コレド室町

 

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両国橋からのスカイツリー

 

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両国国技館

 

とういうことで、約60分かけて到着!

 

B.B.BASEのスタート地点、両国

やっとスタート地点の両国駅に到着し、余裕があったので駅前のセブンイレブンでコーヒーと菓子パンを購入。車内は飲食可なのでゆっくり食べることに。

B.B.BASEの入り口は国技館側の坂道を登って専用ゲートから入場。ゲートの前に係員さんが立っていてここで乗車券を見せて入場する流れ。

 

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こんな感じで自転車と一緒にホームに入場

 

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ホームにある渋い看板

 

専用ホームには看板もあって両国⇒房総の表示がなんだかかっこよく見えてしまった。

 

車内での過ごし方

ホームについて電車がきたらまずは自転車の搭載・設置と席の確保から。というのも、このB.B.BASEの自転車搭載プランだと全席自由席しかないため、グループで乗車する場合、揃って座れない可能性があるため。

このルールをきちんと把握していなくて、自由席でも座れると軽く考えていたら行きはボックスシートの空きがなく、イベントなどが行われる別車両に座ることに。

このイベント車両には自転車を搭載する設備がないため、自転車を別車両に置いて、連れと共にイベント車両に座ることにした。

 

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専用の機器に自転車を固定

 

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イベントスペース用の車両。ボックスシートに座りたかった、、

 

ちなみに、B.B.BASEにはマイ自転車を持ち込まない人用のプランもあって、その場合、指定席を購入できるそうで、そっちはちゃんと座れて快適そうだったなぁ。。

座れない可能性があるのなら自転車搭載プランも指定席にしてくれよと強く思ってしまった。

 

もう1点意外だったのが車内販売や自動販売機がない点、専用ホームにも売店などはないので事前にコンビニで飲食物を買っておいたほうが無難。自分はたまたま買っていたけど友人は何も買っておらず約2.5時間飲まず食わずで過ごしていた(自分含め予習不足なので自己責任、、)

 

さて、車内では一人のんびりすごしているひとやグループでワイワイやっている人達がいたりとさまざま。中には乗り鉄撮り鉄?の人達もいて、ホームや車内でたくさん写真を撮っている姿が微笑ましかった。

 

乗車から60分後くらいたったころに自分たちが座っていた車両でイベントがスタート。

車内アナウンスを聞いた人達が集まり始めたタイミングでJRの職員さんがマイクでイベント内容を説明し始め、サイクリング用のウェアの試着やバイタルを測定できるウェアラブル端末のモニター募集などをしていて結構みんな積極的に手を上げていた。

自分もサイクリング用ウェアの試着を申し込み、その日一日着用できることに。これが中々よくてピタッとしているけど圧迫感がなく、汗も吸収してくれるので快適なサイクリングをサポートしてくれた。感謝。(ウェアのメーカー名を忘れてしまった、、)

 

そんなこんなで今回の目的地、和田浦駅に到着。

 

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和田浦駅のホームにて

 

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和田浦駅

 

千葉の外房に面する駅で駅前はなにもないけどちょっと自転車を走らせるとすぐ海で、すごい開放感!

 

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和田浦駅近くの漁港

 

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プライベート感のある砂浜

 

都会育ちで自然と触れ合う機会も少ないため、この景色が見られただけでも来た甲斐があるというもの。潮風と波の音が心地よくてしばらく和田浦駅近くの漁港でまったり。

 

この時点で11時を回っていて、朝メシ抜きの連れが「腹が減った」というので近くのお店を探すことに。

B.B.BASEは乗車券だけでなく連携している地元飲食店の500円引きクーポンも配布している。なので、クーポンを使える店で食べようとなったのだけれ近くで使える店がなかったため、腹を満たすことを優先し漁港の目の前にあるお蕎麦屋さんへGo。

 

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そば屋のカツ丼は最高

連れの2人はカレーそばを頼んでいてまぁまぁだったとのこと。腹を満たせたのはよかったけど、せっかく房総に来たのなら刺し身系を食べておけばよかったとプチ後悔。。

南房総最高

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どこかの海岸

 

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どこかの海岸2

 

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どこかの一本道にて

 

予定では和田浦駅から海岸線を下り、館山まで行こうと思っていたけど長距離運転に慣れていないメンバーかつ全員ピストバイクだったため、ショートカットの山越えルートに変更することに。この判断は正しくて、体力面だけじゃなく、館山周辺でゆっくりする時間も取れたのでよい判断だったなと。

 

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館山駅

 

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自衛隊基地?付近の展望小屋

 

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小屋からの景色は最高

この場所はたまたま通り掛かったのだけれど景色が最高でテーブルと椅子もあったので帰りの時間まではここでチルすることに。

すぐ横に落書きだらけの味わい深い廃墟もあって、景色とのコントラストがまたいい感じ。(ラッパーがPV撮りそうな建物だよね。

 

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地元の若者が夜な夜なたむろしていそうな味のある廃墟

 

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館山駅近くの海

 

そんなこんなで16時過ぎ、帰りの電車が館山駅17時頃発のため、急いで駅に戻ることに。行きに座れなかったボックスシートを死守するべく電車が到着する前に駅のホームで順番待ち。他の参加者もちらほら戻ってきていたけどまだ数名で無事ボックスシートの確保に成功。行きのベンチシートより座り心地もよく、疲れた体を癒やしてくれた。

 

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館山駅のホームにて

 

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サイクルラックもある

 

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念願のボックスシート

 

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両国駅に到着

 

朝6時に家を出てから約13時間、あっという間の房総ツアーが終わり、両国駅に到着。疲れようすの参加者たちを横目に晩メシどうするという話になり、最後は肉でしょってことでビリー・ザ・キッドに行くことに。メインのステーキを取り忘れたので店の外観だけ。

 

 

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〆のステーキ

 

そんなこんなであっという間に1日が終わり、解散することに。

こんなに自転車に乗ったのは初めてだし、ピストは脚力にしか頼れないのでクタクタに。。しかも両国から自宅までチャリかぁ~と思うとかなり気が重くなった(この日は日曜日で次の日仕事だというのもある)けど、まぁいい経験ということで夜の都会をゆっくりクルーズして家路につきました。

大体21時過ぎだったのでお風呂入って寝ても8時間は寝られるのでよし、という感じ。

 

ちなみに今回はゼンリーというアプリを使って待ち合わせをしたので、みんなが移動している様子がアプリで見れて面白かった。

 

「Zenly ゼンリー: あなたの大切な人との、あなたのMAP」をApp Storeで

 

初B.B.BASEだったけど、総じて楽しかったから2回目も別コースで行きたいなと。ただ、マイ自転車だと両国までの往復がしんどいので次はレンタルの方が帰りを気にせず楽しめそう。もしくは土曜日に行くとかね。

 

値段を書いてなかったけど、往復で6,000円だったので全然高くないし、クーポン使えば現地での飲食代も多少安くなるのでコスパもいいと思う。

なにより、JRの人たちで一生懸命に千葉を盛り上げようとしている様子をひしひしと感じたので応援したいという気持ちにもなったな。

 

冬はやっていないっぽいけどまた来年の春にでも行ってみよう。

次回行くときに気をつけておきたいこと

  • 出発時、両国駅に早めに行って席をとっておく
  • 朝メシを食べていない場合は乗車前に済ませるか購入してから乗車する
  • クーポンを使える店をちゃんと見ておく。(走行ルート上に利用可能店舗があるか)
  • 温泉を調べておく

B.B.BASEへの雑感

自転車を載せて移動できる電車は国内ではまだそんなにないっぽいし、東京だとB.B.BASE一択だから、もっとうまくPRすればリピーターも増えて、本丸の目的?の地方創生にも一役買えるそうな印象。

千葉県は都内から近いし、南房総は海山川と自然も豊かなので、リモートワークや2拠点生活、移住先としてのポテンシャルも高い。そんな魅力を知ってもらうための入り口として、B.B.BASEはちょうどよいのかもしれない。

 

*1:時期により変わるので公式サイトを確認されたい

*2:レンタサイクルの予約先:観光・ショップ - ジェイアールバステック株式会社