資本コスト

資本コストとは

資本コストとは企業が資金調達をするにあたり発生するのコストのこと

例えば、銀行から融資を受けた場合、返済義務の他に金利を支払い義務も発生する。
この「金利」が資本コストそのもの。

調達したお金=資本に掛かるコスト=費用なので「資本コスト」と呼ばれている

資本コストはどうやって決まるのか?

端的に言うとリスクとリターンの関係で決まる

とある企業に融資をする場合、一部上場企業と創業したてのベンチャー企業の場合、あなたならどちらに融資をするだろうか?
また、その利子率はどう設定するだろうか?

上場企業の場合は信頼や実績もあり手堅い事業を行っていれば比較的低金利で設定できる

一方ベンチャー企業の場合、信頼や実績もないしとりっぱぐれる可能性もあるので、そもそも融資しないか融資しても高い金利を設定しなければ割りに合わない(背負うリスクに対して)
のは容易に想像できる

なので、資本コストはリスクの大きさで決まると言える

資本コストは2つに分けられる

一つは銀行などからの融資
もう一つは投資家からの出資
前者はデット、後者はエクイティと呼ばれている

具体的な違いは以下の通り

1.デッド(負債)
調達先  銀行、債権市場等
返済義務 あり(企業→調達先)
経営監視 ほぼ無し
利益   ローリスク・ローリターン
その他  倒産したても残余資産を受ける権利あり

2.エクイティ(株主資本)
調達先  投資家、ファンド
返済義務 なし(企業→調達先)
経営   あり(出資比率や調達先のスタンスにより異なる)
利益   ハイリスク・ハイリターン
その他  倒産したら返済義務なし

企業側からしたらいずれもメリット・デメリットがあり、
企業のフェーズ、方針により調達方法は様々

ちなみに、返済義務の有無や経営への関与度合いなどの違いからデッドは「約束」、エクイティは「所有」と言われている

デッドとエクイティを最適化することで企業は企業価値の最大化を図ることができる